ツンドラの森のログ

ごくごく普通の雇われがめざす資産形成1億円の道

はじまりのはじまり

資産形成のはじまりのはじまりは

通勤時間の苦痛から始まった。

 

そのころ通勤に車で片道1時間。

毎日往復で2時間。

転職してから7年間続いていた。

 

会社は駅から離れているため同僚のほぼ9割以上が車通勤する会社。

当たり前のように車通勤を選択した。

朝は慢性的渋滞を抱える地域のため

およそ20kmの距離を朝は1時間強をかけて通勤する。

つまり平均時速20km以下...

それを7年間。

苦痛でしかなかった。

 

車の走行距離は伸びに伸びて会社の通勤だけで年1万kmを消費し

7年間で10万kmを達成!

ほとんどの走行距離を会社の通勤に費やし

買い換えた。

通勤手当でガソリン代は出ているが

車両代は出ていない。(当たり前だ!)

 

そのうえ営業職でほとんどの移動が車のため運動不足が顕著だ。

階段を上ると動悸がはげしい。(息だって切れる!)

 

ちょうどそのころ英語を身に付けたかった。

会社に時たま海外から電話があった。

担当者につなぐだけでも精一杯の英語力。

担当者が帰宅してれば

「Sorry. SATO Go home!」(ごめんなさい。佐藤は家に帰る!)

担当者が席をはずしていれば

「Sorry. No SATO! No SATO!」(ごめんなさい。佐藤ではありません!ありません!)

パニックに落ち入った。

帰宅が夜10時前後そこから夕食、入浴、就寝。

朝は6時半起床で7時に家を飛び出す。

とても勉強時間はなかった。

通勤には毎日2時間も掛けているのに...

 

これを解消するミラクルな方法が1つだけあった。

 

「 そうだ!車通勤をやめよう!」

 

そして転職7年目にして電車・バス通勤に華麗にシフト!

電車・バス通勤なら100%の通勤手当!(定期ならそれ以上!)

歩く距離が伸びる!(運動不足の解消!)

通勤時間で本が読める!(勉強時間の確保!)


はじまりのはじまりが始まった!

 

つづく

そもそもお金ってなんだ!?

前回の続きです。

資産の根本は「時間」でその時間を常に何かと交換している。

たとえばお金とか、

そもそもお金ってなんだろう?

 

むかし読んだ本で

「経済ってそういうことだったのか会議」

竹中平蔵+佐藤雅彦 著 2000年初版

にはお金について

「信じるという行為かなくなったらマネーってなくなっちゃうんです。」

って書かれていて驚きとともに納得した本。

 

さっそくBook-offに駆け込んで文庫版を108円で入手してきた。

「安い!!」

 

第1章ですでに「お金の正体」-貨幣と信用

しょっぱなから出てくるなんてお金は経済の基本らしい

お金は

1.「価値尺度」

2.「交換手段」

3.「貯蓄手段」

以上3つの役割。

 

1.労働などの価値を計る手段として

2.モノやサービスと交換するための手段として

3.価値を貯蓄できる

なんで

「信じるという行為かなくなったらマネーってなくなっちゃうんです。」

なのかは、

みんなが信用するバックボーンが必要で

それが日本銀行であり国であると

みんながこの紙には価値があると認めないと

3つの役割は果たせない。

だれも信じず受け取らなくなったらお金には

価値がなくなってしまうってこと究極はタダの紙。

 

なんだか株券にも似ている

国が発行している有価証券が「お金」

国が発行している債券(借金の証書)が「国債」(会社なら社債

 

当たり前のように使ってるお金だけどとても興味深い。

 

しかしながら根本的には

時間≒モノ/サービス=お金(価値)=モノ/サービス

お金には時間で生み出した価値が乗っている。

まさしく「時は金なり」

買い物は価値をモノやサービスに交換してる。

そして証明してくれているのがお金を発行している国

 

つまり

お金を貯蓄することはお金に乗った価値を貯蓄しているってこと。

遺産とかは過去に発生した価値をを受け継いでるってこと。

考えさせられる。

資産ってなんだ!資産の根本について

資産形成をメインテーマにして始めたこのブログ。

ではまず資産ってなんだろう?

 

まず資産と聞いてまず一般的に思い浮かべるのが

「お金」「土地」「家屋」「自動車」ってとこじゃないでしょうか?

または「経験」であったり 「友人」であったり

もちろんこれも資産だと思います。

 

つまりその資産の根本は

「時間」だと思うんです。

仕事してようが勉強だろうが友人と遊んでようが

いつだって誰にだって

平等に同じく流れている時間です。

 

この誰にでも平等に公平に流れている。

流れて行く時間。

時を止めれる能力があれば良いのですが

ちょっと難しそうです。

 

その大切な時間を「何か(資産)」に交換して生きています。

それが「お金」であったり「経験」、「友人」だったり「モノ」であったり

ありとあらゆるものと交換してます。

言わば会計上の振替です。

その1日、1時間、1分が交換されてます。

 

だから若い人には

多くの場合、「お金」はないけども「時間」があります。

でも若い人ってそれに気づいてる人って少ないように思います。

残念なことに自分もそうでした。

 

いろいろな価値観がある中で

決して無駄なことなんてないんだけど

豊な人生にするのも貧しい人生にするのも

「運」だってあるんだけども

時間の使い方や

努力次第変わる時間変換効率の違いで大きく変わっていくように思います。

(時給1,000円の人がいる一方で時給10,000円の人がいる)

 

もっと若い時に勉強しておけば良かったとか

(勉強してないと概ね時間変換効率が悪かったりする)

ツンドラの森のひつじもそーだしねー

 

「能力」「知識」による変換効率の違いで大きく今が違う。

後悔まさに後にたたず。

しかし未来を変えるのは今なんです。

今変えなければ未来はよくならない!

そこに気付いたらスタートを切ったってこと!!

そして未来っていうのは子々孫々まで続く!

 

つまりは資産の根本は「時間」!